重症筋無力症で障害厚生年金3級受給した事例
相談者
傷病名:重症筋無力症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給額:594,200円(5年遡及分約300万円)
相談に来られた時の状況
平成26年1月、県外の方(30歳代、女性)からお電話を頂き、障害年金の受給が可能であれば、手続きの代行を依頼したいとのことでした。
平成18年春頃から、関節痛、疲労感、筋力の低下を自覚し、近医を受診するも「精神的なものだろう」と言われ、診療内科へ転院。その後、地元の医療センターに受診した際に「重症筋無力症」と診断される。
平成20年11月に退職。現在、無職で日常の家事にも支障がある状態とのこと。
相談から請求までのサポート
初診の病院にカルテがなかったが、診療情報提供書と初診時の薬の処方箋(写し)を保管されていたので、初診日の証明についてはクリアできた。
病歴・就労状況等申立書の作成に当り、これまでの病歴、日常生活の状況、就労状況等について、メールにファイルを添付して送信し、ご本人に確認をして頂き返信をしてもらい、病歴・就労状況等申立書を作成した。
次にご本人の障害認定日と現在の日常生活能力における動作の障害の程度の判定の参考となる資料を作成し、診断書の用紙(2通)とともにご本人に郵送し、障害認定日と現時点における診断書の作成を依頼して頂いた。
結果
平成26年12月、肢体の障害で障害厚生年金3級が決定した。
受給額は、594,200円(5年遡及分約300万円)である。
平成21年1月以前は、時効で消滅である。
ネットでの情報のやりとりが可能だったので、スムースに手続きを進めることができた。