【慢性腎不全】書類の書き方が分からず当事務所に依頼された方が、障害基礎年金2級を受給した事例
相談者
傷病名:慢性腎不全
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
金額:約77万円
相談に来られた時の状況
平成26年10月、ご本人(40歳代、男性)から電話を頂き、無料相談会には来られないので、ご自宅に伺って面談しました。
糖尿病性の慢性腎不全で人工透析を開始したので障害年金の請求をしたいが、糖尿病での治療はしていないので、書類の書き方が分からず、サポートをしてほしいとのことでした。
相談から請求までのサポート
先ず、ご本人の委任状をいただき、初診の医療機関に出向き、受診状況等証明書の作成を依頼し、受領後、内容を確認したところ、不備があったので再度作成を依頼した。
再作成されたものを受領後、保険料納付要件を確認した。障害年金は初診日主義なので受診状況等証明書の記載内容には慎重にチェックを行うこととしている。
人工透析を開始した日から3ヶ月を経過した日が障害認定日より早いので、障害認定日の特例が適用されるケースであるため、医師に現症日について説明を行い、参考資料を添えて診断書の作成を依頼した。
併せて発病から現在までの治療歴、就労状況、日常生活の状況をヒアリングして病歴・就労状況等申立書を作成した。
結果
平成27年2月、障害基礎年金2級が決定した。
年金額は、772,800円である。