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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

慢性腎不全により退職し、外出も一人でできない方が、障害厚生年金3級を受給した事例

相談者

傷病名:慢性腎不全
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給額:579,700円

相談に来られた時の状況

平成26年8月、ご本人(50歳代、女性)が無料相談会に来られて面談した。平成25年2月頃、高熱を発病。近医に受診するも高熱は続き、大学病院へ転院したところ、難病の結節性動脈周囲炎と診断される。

薬の副作用で腎機能が低下し、急性腎不全から慢性腎不全になり、手足のしびれ、筋力の低下で立ち続けることが困難となり、平成25年9月に退職し、以後、自宅での療養を継続中。単独での外出はできず必ず付添を要し、日常の家事も時間がかかる。

就労不能の状態が続いているため、障害年金の請求を行いたいが、一人ではできないのでサポートをしてほしいとのことでした。した。

相談から請求までのサポート

先ず、ご本人の委任状を頂き、他県の初診と思われる医療機関に対し、受診状況等証明書の作成を依頼した。

受診状況等証明書を受領後、保険料納付要件が充足していることを確認した。診断書は、慢性腎不全(腎疾患)と結節性動脈周囲炎(肢体の障害)の2通を依頼することにし、それぞれ、医師宛の参考資料を作成して診断書の用紙とともに病院へ届けた。

併せて発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。

結果

平成27年2月、事後重症による障害厚生年金3級の受給が決定した。

年金額は、579,700円

尚、肢体の障害(結節性動脈周囲炎)については、不支給とされた。

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