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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

【うつ病で障害基礎年金2級】単身での生活が難しい方が請求したケース

相談者

傷病名: うつ病
決定した年金種類と等級: 障害基礎年金2級
支給額:780,100円

相談に来られた時の状況

ご本人(50歳代、女性)のご家族から電話を頂き、無料相談会に来られないのでご自宅に伺い、平成27年11月頃、面談を行なった。

昭和61年4月に就職後、仕事のストレスで頭痛、不眠の症状が出現した。当初、筋収縮性頭痛と診断された。その後、抑うつ感、不眠、倦怠感等の抑うつ症状が進行した。

病状は悪化して、時には希死念慮をほのめかすようになった。食事や着替え等の生活行為にも、意欲的には取り組めなくなり、電話にもでない。

単身で外出することはほとんどなく、買い物は、家族が行っている。通帳や、現金の金銭管理ができない。

労働は不可能で、基本的な日常生活行為にも、自発的には行えないことが多い。障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。

相談から請求までのサポート

先ず、ご本人の委任状を頂き、初診の医療機関に、受診日:昭和61年10月頃の受診状況等証明書の作成を依頼したが、カルテがなかったため、2番目と3番目の病院から受診状況等証明書を取得し、その書面に発病時期、初診の医療機関名が記載されていたため、初診の証明はクリアできた。

現在の日常生活の状況について、ご本人から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、通院されている病院に診断書の作成を依頼した。併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。

結果

平成28年3月、障害基礎年金2級の受給が決定した。

年金額は、780,100円である。

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