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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

うつ病で休職が長引き、障害共済年金3級を受給

相談者

傷病名: うつ病
決定した年金種類と等級: 障害共済年金3級
支給額:683,500円
エリア:広島市

相談に来られた時の状況

平成27年7月頃、ご本人(30歳代、女性)が無料相談会に来られて面談を行った。

平成17年4月、就職後3日目に、職場の上司からセクハラを受けて精神的苦痛を受けた。その後、何とか就労を継続したが、次第に抑うつ症状が悪化していき、平成23年6月に、職場で意識不明で倒れたため、受診した。吐き気、めまい、頭痛、息切れ、動悸、集中力低下、食欲不振が続き、就労が困難となり、平成23年9月から平成25年4月まで休職(1回目)。平成25年5月に復職するも、吐き気、めまい、頭痛、息切れ、動悸、集中力低下、食欲不振の症状が次第に悪化していった。

平成26年3月から6月まで休職(2回目)。医師からは、復職は時期尚早と言われたが、上司から復職を希望され復職した。最初の1ヶ月は、長距離通勤となり疲労が蓄積し、再び就労の継続が困難となった。平成26年8月から休職に入り、継続されている(3回目)。他人と接するのが疲れるため、自宅に引きこもる。吐き気、目まい、頭痛、息切れ、動悸、集中力低下、食欲不振の症状が続き、復職できない状態が続いてる。日常生活能力は、かろうじて可能。労働能力は不可。障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。

 

相談から請求までのサポート

先ず、ご本人の委任状を頂き、現在の日常生活の状況について、ご本人様から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、初診日の平成23年6月以降通院されている病院に、診断書の作成(障害認定日と現在の2通)を依頼した。併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。

 

結果

平成28年1月、障害共済年金3級の受給が決定した。

年金額は683,500円である。厚生年金との一元化後から支給がされている。

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