うつ病で休職が長引き、障害共済年金3級を受給
相談者
傷病名: うつ病
決定した年金種類と等級: 障害共済年金3級
支給額:683,500円
エリア:広島市
相談に来られた時の状況
平成27年7月頃、ご本人(30歳代、女性)が無料相談会に来られて面談を行った。
平成17年4月、就職後3日目に、職場の上司からセクハラを受けて精神的苦痛を受けた。その後、何とか就労を継続したが、次第に抑うつ症状が悪化していき、平成23年6月に、職場で意識不明で倒れたため、受診した。吐き気、めまい、頭痛、息切れ、動悸、集中力低下、食欲不振が続き、就労が困難となり、平成23年9月から平成25年4月まで休職(1回目)。平成25年5月に復職するも、吐き気、めまい、頭痛、息切れ、動悸、集中力低下、食欲不振の症状が次第に悪化していった。
平成26年3月から6月まで休職(2回目)。医師からは、復職は時期尚早と言われたが、上司から復職を希望され復職した。最初の1ヶ月は、長距離通勤となり疲労が蓄積し、再び就労の継続が困難となった。平成26年8月から休職に入り、継続されている(3回目)。他人と接するのが疲れるため、自宅に引きこもる。吐き気、目まい、頭痛、息切れ、動悸、集中力低下、食欲不振の症状が続き、復職できない状態が続いてる。日常生活能力は、かろうじて可能。労働能力は不可。障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。
相談から請求までのサポート
先ず、ご本人の委任状を頂き、現在の日常生活の状況について、ご本人様から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、初診日の平成23年6月以降通院されている病院に、診断書の作成(障害認定日と現在の2通)を依頼した。併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。
結果
平成28年1月、障害共済年金3級の受給が決定した。
年金額は683,500円である。厚生年金との一元化後から支給がされている。
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