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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

精神発達遅滞(療育手帳Ⓑ)で障害基礎年金2級を受給

相談者

傷病名: 精神発達遅滞
決定した年金種類と等級: 障害基礎年金2級
支給額:772,800円
エリア:広島市

相談に来られた時の状況

平成27年1月20日、ご本人(20歳代、男性)のお母さまが無料相談会に来られて面談を行った。

平成7年2月出生。生後半年頃、離乳食を与えても口に入れないことに気がついた。3歳になっても言葉をしゃべることができず、あやしても笑うことがなく、唸り声を出していた。親の言うことは理解できなかった。じっとしていることができず、突然走り出す。平成10年12月頃~平成15年12月まで、療育手帳の取得・更新のために受診。精神発達遅滞で療育手帳(Ⓑ)を交付される。3歳頃から就学前までは、知的障害児通園施設、小学校~中学校は、特別支援学級、高校は、特別支援学校。平成25年4月、障害者雇用で就職。通勤は、母親の車で送迎している。日常生活は、常に母親の指示誘導が必要であり、表情も乏しく、話しかけても視線を合わせず、うつむくだけで返答もない。会話による交流が持てない。食事はもちろんの事、洗面・入浴・トイレでも母親の援助が必要であり、単独での社会的行動は不可。労働は、会話の必要のない単純作業に限り、ジョブコーチの監督のもと、ならびに具体的指導のもと、かろうじて継続できる。障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。

 

相談から請求までのサポート

先ず、ご本人の現在の日常生活の状況について、お母様から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、現在通院されている病院に、診断書の作成を依頼した。併せて、出生から現在までの病歴、発育の経過、就学状況、日常生活の状況等を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。

 

結果

平成27年10月、障害基礎年金2級の受給が決定した。

年金額は772,800円である

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