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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

うつ病を併発し、広汎性発達障害で障害厚生年金3級を遡及で受給

相談者

傷病名: 広汎性発達障害、うつ病
決定した年金種類と等級: 障害厚生年金3級
支給額:591,700円(4年余遡及分約270万円)
エリア:広島市

相談に来られた時の状況

平成27年8月21日、ご本人(40歳代、男性)が無料相談会に来られて面談を行った。

小学校時代、人見知りの性格でおとなしく、積極的に友達と遊ぶことはしなかった。中学に入り、ほとんど勉強しなかった。友達とも付き合わなくなった。高校時代は、成績も最低の方であった。平成7年6月~平成8年8月、就職したが、意思疎通がとれず退職。しばらくは、自宅で引きこもり、何もしなかった。平成20年10月、職場でパワハラなどを受け、不眠、食欲低下、めまい、手足の震えなどが出現し、平成21年9月に受診した。

平成25年7月、精査を受け、広汎性発達障害と診断された。平成27年6月、障害者枠で雇用されたが、意思疎通がうまくできず、ストレスが蓄積して抑うつ症状が悪化し、平成27年7月末退職。何度も就職を試みるが、意思疎通がうまくできないため、短期間での離職を繰り返し現在無職の状況。不眠、食欲低下、めまい、手足の震えなどの症状があり、労働能力は著しく制限されている。日常生活にも家族の援助を要する。障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。

 

相談から請求までのサポート

先ず、ご本人の委任状を頂き、障害認知日と現在の日常生活の状況について、ご本人から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、初診日の平成21年9月以降通院されている病院に、障害認定日と現在の症状を診断する診断書2通の作成を依頼した。併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。

 

結果

平成27年12月、障害厚生年金3級の受給が決定した。

年金額は、591,700円(4年余遡及分約270万円)である。

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