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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

認定日と現在の診断書を同一の病院で作成され、5年の遡及が認定された例

相談者

傷病名: 妄想性障害
決定した年金種類と等級:20歳前の障害基礎年金 2級
支給額:780,100円
エリア:広島市

相談に来られた時の状況

H28年4月にお父様が息子さんを連れだって、ご相談にいらっしゃいました。

中学生の頃に悪口を言われ、集団でいじめられたことが原因で、ひきこもりとなり、高校へ進学したものの1年で退学したとのことでした。家庭内での暴言がひどく、壁や家具を蹴ったりして、壊すこともあるとのことでした。

また、外に出ると自分の悪口を言われているのではないかという妄想に悩まされるとのことでした。病院に通院はしているものの、良い時と悪い時があり、就職することもできず、将来の生活を考えると非常に不安になるので、障害年金が請求できる状態なのかを相談したいとのことでした。

相談から請求までのサポート

中学生の頃にいじめにあって、ひきこもりになったとのことでしたので、通院はいつからかをお聞きし、20歳の頃の通院状態をお聞きしました。ずっと同じ病院に通院されているとのことでしたので、20歳の頃と現在の状態を事後重症として、診断書2枚を主治医に作成していただき、入念にチェックしました。

病歴・就労状況等申立書については、ご本人様と何度もパソコンで連絡を取り合い、精神状態の悪化過程と行動過程を細かくお聞きし、内容を詰めていきました。

結果

20歳前の障害基礎年金2級が決定し約78万円を受給。併せて遡及分400万円も受給できることになりました。

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