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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

多発性硬化症、うつ病で障害厚生年金1級を受給した事例

傷病名:多発性硬化症、うつ病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金1級
支給額:約209万円(遡及分 310万円)

相談に来られた時の状況

平成26年1月、奥様から電話があり、ご主人の障害年金の相談をされたいとのこと。

広島市まで出向くのは大変なので、住所地と広島市の中間地点で待合わせを行い、お話を伺った。多発性硬化症を発症し、併せて、うつ病も発病しているため、現在全く就労できず、障害年金を受給したいので手続きを委任したいとのことでした。

相談から請求までのサポート

多発性硬化症については、当初は、発病時の平成16年では、別の傷病名の診断がされており、平成22年に正式に診断がなされた。多発性硬化症の診断には時間がかかることから平成16年を初診とすることにした。

日常生活動作の障害の程度についてのヒアリングを行い、参考資料と診断書の用紙を主治医に渡してもらった。うつ病については、初診の医療機関のカルテがなかったが、2番目の病院の受診状況等証明書に初診の医療機関名と受診時期の記載があり、クリアできた。次に日常生活能力の判定について詳細にヒアリングを行い、参考資料を作成して主治医に診断書とともに渡してもらった。

ご主人の日常生活の困難な状況を詳細にヒアリングして、多発性硬化症とうつ病それぞれの病歴・就労状況等申立書を作成した。

結果

結果、平成27年1月、肢体の障害で障害厚生年金2級が決定、併せて、精神で障害厚生年金2級が決定。併合で障害厚生年金1級が決定。約209万円を受給できることとなった。

なお、多発性硬化症について、5年間の遡及分310万円も認められた。

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