全身性エリテマトーデス(SLE)【指定難病】で3級受給した事例
相談者
傷病名:全身性エリテマトーデス(SLE)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金 3級
支給額:595,100円
相談に来られた時の状況
ご本人が相談に来られました。
4年前に受けた職場の健康診断で、肝機能異常(要精検)の判定が出ました。自覚症状は全くありませんでしたが、検査受診で自己免疫性肝炎と診断されました。
翌年、頭痛がひどく起き上がることが困難な状態になり、別の病院に入院、肺炎性髄膜炎と診断されました。
その後、発熱、倦怠感が続き、立ち仕事が困難になり、帰宅後は倒れこむようになりました。大学病院へ転院して全身性エリテマトーデス(SLE)と診断されました。
次第に関節痛、倦怠感がひどくなり、1カ月入院。少し動くと休憩が必要で、紫外線に当たると皮疹が出るため外出が制限されるようになり、日常生活に支障が出てきたため、障害年金の受給を考えるようになりました。
相談から請求までのサポート
診断書は血液で、事後重症の診断書を作成していただきました。初診証明は健康診断後の検査受診した病院で作成していただきました。
健康診断個人票のコピーを会社からいただきました。紹介状、診療状況説明書を取り寄せ、初診とSLEの関連性について入念にチェックしました。
病歴・就労状況等申立書については、病院、診断名が複数あるため、時系列・整合性を確認しながらまとめました。
以上により、初診を会社の健康診断時として、事後重症で請求しました。
結果
障害厚生年金3級が決定し、最低保証額585,100円が受給できることになりました。