双極性障害/初診の病院が廃院となっていたが、障害基礎年金2級を受給できた事例
相談者
傷病名:双極性障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:772,800円
エリア:広島市
相談に来られた時の状況
平成26年4月、ご本人(40歳代、女性)が知人と共に無料相談会に来られました。対人関係の構築が苦手なため、平成17年頃より不安感が増大、通院を始めるが、初診の病院が廃業したので転院。その後、複数の医療機関を受診しているが、症状が次第に悪化して、現在は日常の家事がほとんどできなくなっており、経済的にもひっ迫している。
知人の勧めで障害年金の請求手続きを行いたいので、手続きの代行を依頼したいとのことでした。
相談から請求までのサポート
初診の病院は廃業しており、初診の証明書の取得は不可能なため、ご本人の委任状を頂き、2番目の医療機関から受診状況等証明書を取り寄せた。しかしながら、その証明書には、前医についての記載がないため、初診の証明にはならない。ご本人に確認したところ、初診の病院に通院していた頃の処方薬の記録を薬局から入手して何とかクリアできた。
認定日時、整形外科で抗うつ薬を処方されていたので、認定日の請求は断念し、現在における日常生活能力の判定の参考となる資料と診断書の用紙を現在の主治医に渡してもらい、診断書の作成を依頼して頂いた。
併せて、発病から現在までの病歴、就労状況、日常生活の状況を詳しく聴取し、病歴・就労状況等申立書を作成した。
結果
平成26年7月、精神障害で事後重症の障害基礎年金2級が決定した。
年金額は、772,800円である。
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