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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

19歳頃に知的障害(療育手帳B)と診断され、障害基礎年金2級を受給

相談者

傷病名: 精神遅滞
決定した年金種類と等級: 障害基礎年金2級
支給額:780,100円
エリア:広島市

相談に来られた時の状況

平成27年11月頃、ご本人(20歳代、女性)とお母さまが、無料相談会に来られて面談を行った。

昭和63年、生まれつき指が奇形であった。小・中は、養護学級だった。高校は、健常者も通学する学校であったが、上手くいかなかった。高2の途中で退学してからは、ずっと家にいた。19歳頃、知的障害との診断。療育手帳(B)を取得。整理整頓は出来なかった。平成27年8月、自宅から知らない人に一方的に話しかけ、相手をしてもらえないと泣き叫び大暴れすることが続き、夜も不眠、家族全員が疲弊し、同年8月~9月まで入院した。表情や感情がなくなって、廃人のようになった。多少、会話をしているが、言葉の内容は理解できていない。元来の知的障害があり、理解力、判断力、対処力が低く、日常生活の多くの場面でサポートを要する。就労は困難である。障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。

 

相談から請求までのサポート

先ず、ご本人の委任状を頂き、現在の日常生活の状況について、お母様から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、初診日の平成27年8月以降通院されている病院に、診断書の作成を依頼した。併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。

 

結果

平成28年4月、障害基礎年金2級の受給が決定した。

年金額は、780,100円である。

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