糖尿病性腎症で障害厚生年金2級が決定
相談者
傷病名: 糖尿病性腎症
決定した年金種類と等級: 障害厚生年金2級
支給額:1,558,081円(厚生年金:777,981円/国民年金:780,100円)
相談に来られた時の状況
平成27年9月12日、ご本人(50歳代、男性)が無料相談会に来られて面談を行った。
平成15年4月1日から、高血圧と狭心症で通院していた。途中で糖尿病との診断。むくみ、口の渇き、身体のだるさを感じた。食事療法、薬物療法をしていたが、腎不全が憎悪した。身体が痛くなって会社を休むようになった。平成26年12月15日から透析を始めた。平成27年5月、リューマチとの診断。薬で痛みが始まり、眼がみえにくくなっている。以前は営業の仕事をしていたが、体調が良くないので、営業とデスクワークの仕事をすることになった。障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。
相談から請求までのサポート
糖尿病性腎症のため、初診日は、糖尿病の初診日となる。先ず、ご本人の委任状を頂き、初診の医療機関に、受診状況等証明書(初診日の証明)を依頼したところ、カルテがないとのことで、主治医に第三者証明(糖尿病の初診日が平成20年9月26日)の作成を依頼したところ快く作成して頂き、初診日の証明はクリアできた。障害認定日での請求は困難であるため、事後重症での請求となる旨を説明した。
現在の日常生活の状況について、ご本人様から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、通院されている病院に診断書の作成を依頼した。併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。
結果
平成28年2月、事後重症で障害厚生年金2級の受給が決定した。
年金額は、1,558,081円である。
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