【右被殻出血で障害年金】初診の診断書で不支給になったため、別の病院を紹介し受給に至ったケース
相談者
傷病名: 右被殻出血
決定した年金種類と等級: 障害基礎年金2級
支給額:1,229,100円(子供の加算:449,000円)
相談に来られた時の状況
平成28年1月4日、ご本人(40歳代、女性)とご主人が無料相談会に来られて面談を行った。平成26年4月17日倒れる。意識があり、呼吸ができるものの、それ以外の動作は出来なかった。
すぐに搬送され、入院となった。記憶障害、判断力低下、言語障害がみられ、脳出血(右被殻出血)と診断され、左上下肢麻痺と意識障害が確認された。
平成26年5月より、回復リハビリ訓練を受けるため転院した。着替えは著しく時間を要し、入浴は介助付きで、左上肢は全く動かせず、杖での歩行も数メートルまでしかできず、移動はもっぱら車いすであった。
障害の程度は、退院時とほとんど変わらず、日常生活の大半は、夫に依存している。左上下肢全麻痺があり、左上肢の機能全廃。
起立はかろうじて可能。歩行は数mつかまり歩行。平成27年10月27日現症日の診断書での請求に対し、不支給の回答を受けた。障害年金の再請求を行いたいので、きちんと診断書を作成してくれる病院を紹介してほしいとのことでした。
相談から請求までのサポート
まだ障害認定日での請求が可能なため、当方より、病院を紹介し平成28年1月14日に私も同席して受診してもらった。その際に日常生活における動作の障害の程度の判定につき、当方で事前に作成した参考資料を参照して頂くようにお願いした。
併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。
結果
平成28年3月、障害基礎年金2級の受給が決定した。
年金額は、1,229,100円(子供の加算:449,000円)である。
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