ギランバレー症候群で障害基礎年金1級が決定
相談者
傷病名: ギランバレー症候群
決定した年金種類と等級: 障害基礎年金1級
支給額:975,125円
相談に来られた時の状況
平成28年1月、ご本人(50歳代、女性)とご主人様が無料相談会に来られて面談を行なった。
平成26年5月頃、朝目が覚め起床しようとすると、体に力が入らず、起き上がることができなかった。ギランバレー症候群と診断され、平成26年6月まで入院。起立困難、四肢麻痺で全身が全く動けなくなる。食事、トイレ、入浴は全介助の状態が続いた。自力では何もできず、20―30分おきに看護師に体位交換してもらっていた。急性期の治療が終了し、リハビリによる機能回復のために転院。関節可動域訓練、筋力アップの訓練、手指巧繊動作訓練、歩行訓練を実施。平成27年1月8日に身体障害者手帳2級を交付された。平成27年3月頃より、週に1-2回通院し、機能回復のためのリハビリ訓練を受ける。装具や杖を使用しても、長い距離の歩行は困難である。自宅でも疲労で寝込むことが多い。日常の家事(掃除・洗濯・調理)はできないため、ほぼ毎日ヘルパーの援助を受けている。労働は困難。障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。
相談から請求までのサポート
先ず、ご本人の委任状を頂き、初診の医療機関に、受診日:平成26年5月頃の受診状況等証明書の作成を依頼した。現在の日常生活の状況について、ご本人様から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、通院されている病院に診断書の作成を依頼した。併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。
結果
平成28年3月、障害基礎年金1級の受給が決定した。
年金額は、975,125円である。