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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

双極性感情障害/障害認定日前から無職、5年遡及による障害厚生年金3級を受給した事例

相談者

傷病名: 双極性感情障害
決定した年金種類と等級: 障害厚生年金3級
支給額:685,900円(5年遡及分約360万円)
エリア:広島市

相談に来られた時の状況

平成27年5月2日、ご本人(50歳代、女性)とご主人が無料相談会に来られて面談を行った。

平成14年9月頃、第1子出産後、6カ月の育児休業後に復職すると、仕事が減っていて、自分の居場所がなくなったと感じた。また、子供が保育園の先生になついているのがストレスとなり、顧客を訪問する際にパニックになった。うつ状態となり、平成14年9月30日に受診。車や公共交通機関に乗ることができなくなり、仕事が続けられず、平成15年1月に退職。スーパーに入ることもできなくなったので、買物は、夫に依存するようになった。自宅では、些細なことで攻撃的となり、躁うつ混合状態で、激しく気分が変動する。うつ状態の時は、物事を思い出せない、文字が読めない、家事も全くできない。平成18年3月、閉所恐怖を伴うパニック発作があり、予期不安が続いている。極度の目まいがおこり、まっすぐ歩行することが困難なため、一人での外出はしないようにしている。日常生活活動に多くのサポートを要する。労働能力はない。障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。

 

相談から請求までのサポート

先ず、ご本人の委任状を頂き、障害認定日頃と現在の日常生活の状況について、ご本人から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、初診日の平成14年9月30日以降通院されている病院に、障害認定日と現在の症状を診断する診断書の作成を依頼した。併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。

 

結果

平成27年12月、障害厚生年金3級の受給が決定した。

年金額は、685,900円(5年遡及分約360万円)である。

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