自閉症で40歳代で請求、障害基礎年金2級の遡及が認定された事例
相談者
傷病名:自閉症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:772,800円(5年遡及分約406万円)
エリア:広島市
相談に来られた時の状況
平成26年6月、ご本人(40歳代、女性)のお母様が無料相談会に来られました。
幼少時より落ち着きがなく、小中高の時も周囲との意思疎通ができず孤立。高校卒業後も問題行動が続き、19歳の時に自閉症と診断され、その後継続して通院しているが、就労は困難で外出時には、必ず母親の付添が必要である。
将来のために障害年金の請求をしたいので手続きの代行を依頼したいとのことでした。
相談から請求までのサポート
自閉症の場合、出生時から現在までの病歴・就労状況等申立書を作成する必要があるため出生時から現在までの発育状況、就学状況、就労状況、日常生活の状況、治療の経過等について詳細にヒアリングを行った。
特に自閉症の特徴に留意してトピックスとなりうるものを聴取した。次に障害認定日(20歳頃)と現在の症状を診断してもらう診断書の作成を主治医に依頼するにあたり、日常生活能力の判定の参考となる資料を作成し、お母様に渡して主治医に依頼して頂いた。
結果
平成26年10月、障害基礎年金2級が決定し、年額で772,800円(5年遡及分約406万円)を受給することができた。なお、平成21年7月以前は、時効で消滅となった。