統合失調症/県外の病院に認定日の診断書を作成され、障害基礎年金2級を5年遡及で受給
相談者
傷病名:統合失調症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:794,500円(遡及分 約419万円)
エリア:広島市
相談に来られた時の状況
平成26年7月、ご本人(30歳代、男性)から電話を頂く。無料相談会には行けないのでご自宅の近くのファミレスで面談を行った。平成14年頃、県外の大学に在籍中に発病。
しばらく県外の病院で治療を続けるも改善せず、大学を中退して広島に戻り、療養を続けているが症状は一進一退で就労が困難な状況が続いている。
更に1年前よりてんかんの発作が始まり、就労は更に困難となっている。就労できず、経済的に困窮しているため、障害年金の手続をしたいが一人ではできそうにないので手続きを委任したいとのことでした。
相談から請求までのサポート
先ず、ご本人の委任状をもらい、県外の初診の病院に受診状況等証明書を依頼した。初診日が確定し、保険料納付要件を確認した。
初診日から現在まで就労していた時期はあるがその期間は短く障害認定日時も休職中だったため、障害認定日の請求を行うこととした。県外の病院が障害認定日時の医療機関であったため、そこの病院の医事課の職員と電話で連絡を取り合い、医師宛の参考資料(障害認定日頃の日常生活の状況を記述したもの)と診断書の用紙を送付した。
現在の診断書については、現在の日常生活の状況等記述した参考資料を作成し、ご本人から医師へ診断書の作成を依頼してもらった。
併せて日常生活の状況(幻覚、幻聴の状況、周囲の援助の状況)、就労が困難な状況を詳細にヒアリングし病歴・就労状況等申立書を作成した。
結果
結果、平成26年12月、精神障害で障害基礎年金2級が決定し、794,500円を受給。
併せて過去5年間の遡及分約419万円も受給することができた。
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