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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

アルコール依存症、うつ病で障害基礎年金2級を受給

傷病名:アルコール依存症、うつ病

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

支給額:772,800円

相談に来られた時の状況

平成26年4月、ご本人(60歳代前半、男性)の奥様が無料相談会に来られた。

平成19年頃から仕事によるストレスが増え飲酒量が増加。同年6月、生活の不安から大量に飲酒後自殺を図り救急搬送される。その後も抑うつ状態は改善されず、現在までアルコール依存症、うつ病の治療で入退院を繰り返している。

現在、就労は不能で日常生活も妻の援助を受けている状況が続く。

就労できないため、経済的に困窮しており、障害年金の手続きを行いたいが、自分たちではできないので、専門家のサポートを受けたいとのことでした。

相談から請求までのサポート

先ず委任状を頂き、初診の病院から受診状況等証明書を取得し、保険料納付要件が充足されていることを確認した。

障害認定日(初診日から1年6ヶ月経過時)においては、受診を中断中であったため、診断書の作成は無理なので事後重症による請求を行うこととした。

奥様からご本人の日常生活の状況を詳しく聴取し、日常生活の能力の判定に参考となる資料を作成し、診断書の用紙とともに主治医に渡してもらった。

併せて奥様から、これまでの治療の経過(入院歴、手術の内容、処方薬等)、自覚症状の内容、就労状況(休職期間)、日常生活の状況(周囲の援助の内容)を詳細にヒアリングし、病歴・就労状況等申立書を作成した。

結果

平成27年4月、事後重症による精神障害で障害基礎年金2級が決定した。

年金額は、772,800円である。

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