MENU

この記事を書いた人

江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

食道運動機能異常で障害厚生年金3級を受給

相談者

傷病名:食道運動機能異常

決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級

支給額:952,300円(2年半遡及分約240万円)

相談に来られた時の状況

平成26年4月、ご本人(50歳代、男性)が無料相談会に来られた。

平成22年9月頃から原因不明の下痢、嘔吐が続き、受診を始めるが症状は改善されず、体重も次第に減少。

平成23年2月に県外の病院へ転院し、食道運動機能異常(食物が胃に落ちにくく食道にたまりやすい嚥下機能障害)と診断される。但し、原因は不明とされた。

平成23年4月末より勤務配慮を受けて復職しているが1回の食事量に制限を受けるため、食事に大変苦労している。短腸症候群を含めて障害年金の手続きを行いたいが、一人ではできないので、専門家のサポートを受けたいとのことでした。

相談から請求までのサポート

先ず初診の病院から受診状況等証明書を取得し、保険料納付要件が充足されていることを確認した。

診断書については、2通(咀嚼・嚥下機能の障害用。障害認定日、現在)を作成してもらうこととした。委任状を頂き、県外の病院に診断書の用紙と参考資料(「全かゆ、軟菜以外は摂取できない」状態であることを明示して頂く)を送付して作成を依頼した。

併せてご本人から、これまでの治療の経過(入院歴、手術の内容、処方薬等)、就労状況(休職期間、勤務配慮の内容)、日常生活の状況(周囲の援助の内容)を詳細にヒアリングし、病歴・就労状況等申立書を作成した。

結果

結果、平成27年3月、障害認定日でのそしゃく・嚥下機能の障害で障害厚生年金3級が

決定した。年金額は、952,300円(遡及分約240万円)である。

同時に請求した短腸症候群については不支給となった。

関連記事

クイックタグから関連記事を探す

「 食道運動機能異常」の記事一覧

関連アイテムはまだありません。

お気軽にお問い合わせください
障害年金無料診断キャンペーン
お客様の声
LINE