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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

神経線維腫症2型で障害基礎年金1級が決定

相談者

傷病名:神経線維腫症2型

決定した年金種類と等級: 障害基礎年金1級

支給額:975,125円

相談に来られた時の状況

平成27年11月6日、ご本人(20歳代、男性)とお母さまが無料相談会に来られて面談を行った。

平成23年4月より右耳の耳鳴りが発生し、耳鼻科を受診したところ、突発性難聴と診断され、治療を開始した。

平成23年5月に、MRI検査で多発性脳腫瘍が発見され、両側聴神経腫瘍も認められ、神経線維腫症2型と診断され、脳外科へ転科することになった。

5月26日、MRI検査で、多発性脳腫瘍と閉そく性水頭症を指摘される。5月31日~6月22日、入院。神経内視鏡による手術を行い、術後、合併症(髄膜炎)を発症。20個位腫瘍があり、手術では全部とれない。

平成27年10月頃より、物をつかみにくい。階段の段差で転倒。次第に聴力が低下し、平成27年12月、ほぼ見えず、明暗のみ分かる状態。多発性の脳腫瘍の増大に伴い、右は高度難聴、左は聾状態。

視力低下や視野障害もある。日常生活上、身の回りの事について全て介助が必要。就労能力はない。なお、平成28年1月に、身体障害者手帳2級の判定をうけている。障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。

相談から請求までのサポート

先ず、ご本人の委任状を頂き、初診の医療機関に、受診日:平成23年4月頃の受診状況等証明書の作成を依頼した。

現在の日常生活の状況について、お母様から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、通院されている病院に診断書(視覚障害及び聴覚障害)の作成を依頼した。

併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。

結果

平成28年4月、障害基礎年金1級の受給が決定した。

年金額は、975,125円である。

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