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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

双極性感情障害/3級の認定後に審査請求を行い、障害厚生年金2級を受給した事例

相談者

傷病名: 双極性感情障害
決定した年金種類と等級: 障害厚生年金2級
支給額:1,366,700円
・厚生年金:586,600円
 (配偶者の加算:224,500円)
・国民年金:780,100円
エリア:広島市

相談に来られた時の状況

ご本人(50歳代、女性)とご主人様が無料相談会に来られて面談を行った。

平成13年から、就労していた勤務先で、問題解決ができずにストレスがたまるようになり、また、人間関係にも悩むようになり、不眠、頭痛、吐き気、抑うつ気分の症状が出現し、他人との意思疎通がスムーズにできなくなった。

周囲の者の言動に対して腹が立ちやすく、興奮して感情をコントロールすることが、しにくくなる状態が続いたので受診した。

症状が悪化したので、平成14年12月11日から17日まで、入院した。平成15年1月より休職し、平成16年1月に退職した。

うつ状態が慢性的に続き、時に感情が爆発して、暴言・暴力などの躁状態がでるような状態が続いている。自殺企図も数回あり、大量に服薬することもあった。

炊事・掃除・洗濯は全くできない。日中は、自宅に引きこもり、横になっていることが多い。就労は不可能。家庭内でも自立はできず、援助を要する。なお、平成19年12月に精神障害者保健福祉手帳2級を取得している。

障害年金の請求を行いたいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。

相談から請求までのサポート

先ず、ご本人の委任状を頂き、現在の日常生活の状況について、ご本人様から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、初診日の平成14年11月以降通院されている病院に、診断書の作成を依頼した。

併せて、発病から現在までの病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成した。

平成27年7月、障害厚生年金3級、支給額:585,100円が決定したが、平成27年8月に不服申し立て、審査請求を行い、平成28年2月に、障害等級2級が決定した。

結果

平成28年2月、障害厚生年金2級の受給が決定した。

年金額は、1,366,700円「厚生年金:586,600円

(配偶者の加算:224,500円)/国民年金:780,100円」である。

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