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江口 隆
江口 隆

特定社会保険労務士 江口 隆(えぐち たかし)

当事務所は、広島市を中心に広島県全域を対象として障害年金の申請代行業務を行っております。

私が障害年金の申請代行業務を始めたきっかけは、15年前に在籍した大学院でメンタルヘルスの研究を行った際に過重労働で退職を余儀なくされた労働者の多くの方が、障害年金のことを知らない、又、会社の人事関係者も障害年金についてのアドバイスを行っていないことから、退職後に経済的に困窮されていることを知ったことです。

平成24年から本格的に障害年金の申請代行業務を行っており、たくさんの方から感謝のお言葉を頂き、有難く思っています。
これからも障害年金の受給を希望される方から、申請代行業務のご依頼を頂いた場合は、請求者の方に寄り添い、きめ細かな対応を行うように努めます。

20歳前に発症した全身性エリトマトーデス

相談者

傷病名:全身性エリトマトーデス・左大腿骨骨頭壊死・くも膜下出血
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:約78万円

1 相談に来られた時の状況

お母様とお兄様が妹様のことで、ご相談にいらっしゃいました。

17歳頃に高熱や血尿、口内炎が続き病院に行ったところ、全身性エリトマトーデスの診断を受け、入退院を続けたとのことでした。また、その治療過程に使用するステロイド剤により骨が脆くなり、左大腿骨骨頭壊死も発症しました。

数年前には、くも膜下出血も患い、日常生活が非常に不便となり、家族の介助がないと生活ができない状態になっているとのことでした。

以前は自分たちで年金請求してみたが不支給決定であり、非常に煩雑な事務処理が苦痛であったので、この度はプロに任せたいとの意向を持っているとのことでした。

2 相談から請求までのサポート

以前にお兄様が請求をされたとのことだったので、まずは年金事務所に行き、前回の診断書等を取り寄せました。前回の診断書を精査し、この度の診断書の参考にしました。

事後重症として肢体の診断書を主治医に作成していただきました。前回は請求項目になかったくも膜下出血の受診状況等証明書が必要でしたが、病院よりすでに破棄している旨の説明だったので、診察券や診察予約券等を初診日の証明にしました。

請求は、全身性エリトマトーデス、左大腿骨骨頭壊死、くも膜下出血の3種類で出しました。病歴・就労状況等申立書については、お兄様と何度もパソコンで連絡を取り合い、細かく内容を詰めていきました。

3 結果

平成28年5月、障害基礎年金の初めて2級が決定し約78万円を受給できることになりました。

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