脊髄小脳変性症で障害厚生年金2級受給
1 相談に来られた時の状況
ご本人が娘さんの付き添いで相談に来られました。
4年前ごろから、階段を踏み外したり、段差につまずいて転んだり、パソコンのキータッチミスが増えるようになりました。
発病の翌年、脳の障害が心配になり初めて受診しました。検査の段階で脊髄小脳変性症の疑いがありといわれ、初診の1年後に病名確定しました。
このころから左足の感覚麻痺、左腕のしびれを自覚し、階段の昇降、長時間の歩行、荷物を持つことが難しくなり、パソコン操作も時間がかかるようになり、仕事や日常生活に支障が出るようになりました。
会社の勤務は続けられていますが、杖・車いすが必要になり、家族のサポートが日常的に必要になったため、障害年金を考えるようになりました。
2 相談から請求までのサポート
肢体の状況を詳しくヒアリングして、医師に診断書を作成していただきました。
診断書の内容、障害の状態等について入念にチェックしました。病歴・就労状況等申立書については、発病時期が平成15年ごろと診断書に記載されたため、発病から現在まで、時系列・整合性を確認しました。作成に当たっては同居の娘さんにもお話をお聞きして書類にまとめました。
障害認定日での請求を行いました。
3 結果
肢体の障害で障害厚生年金2級が決定し、約112万円が受給できることになりました。
関連記事
クイックタグから関連記事を探す
「 脊髄小脳変性症」の記事一覧
関連アイテムはまだありません。