糖尿性慢性腎不全・人工透析で障害共済年金2級を受給
相談者
傷病名:慢性腎不全
決定した年金種類と等級:障害共済年金2級(公務外)
支給額:約165万円
1 相談に来られた時の状況
奥様が相談に来られました。
ご主人が平成9年に糖尿病を発症され、その後慢性腎不全となり、2年前から人工透析を開始されました。
老齢年金の相談に年金事務所に行かれたときに障害年金の説明を聞かれて、障害年金の請求を考えるようになられました。ご主人は他に病気を抱えておられるので、対外的なことは自分では何もできず、奥様が全面的にサポートされておられるとのことでした。
2 相談から請求までのサポート
昭和63年頃から、膵炎やアルコール性疾患、糖尿等で今日まで常に病院通いをされていましたので、病歴の把握に少なからず時間を要しました。
それ故、初診日(平成9年)の絞り込みも複雑であり、最終的には、主治医と面談して初診日が確定することになりました。
ご本人が認定日請求を希望されましたので、この場合、診断書と病歴申立書がそれぞれ5部必要(共済組合のルール)ということで、何度も病院に行って折衝するなどのサポートをいたしました。
3 結果
2級15号(長期にわたる安静を必要とする病状)で事後重症として障害共済年金2級が決定し、約165万円受給できるようになりました。
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