大動脈解離で障害厚生年金3級を受給した事例
相談に来られた時の状況
平成27年5月、奥様がご主人の障害年金についてご相談に来られました。約8年前に突然発作起きて救急搬送され、搬送先の病院で大動脈解離と診断され、即日、人工弁の手術を施行。
3ヶ月後に人工血管の手術を施行され、現在まで仕事量を調整しながら経過観察を続けている。障害者手帳は1級を取得しているが障害年金の可能性があれば、手続き依頼したいとのことでした。
相談から請求までのサポート
初診日において厚生年金に加入されているので、障害厚生年金3級の受給が可能であると
説明し受任しました。
障害認定日と現症日の医療機関が異なるため、それぞれの医療機関に診断書を作成してもらう必要があり、参考資料を作成し、診断書に人工弁、人工血管の手術日を確実に記載してもらうように依頼しました。
併せて病歴・就労状況等申立書に就労状況(勤務の配慮の状況等)、日常生活における不自由な状況を記載するために奥様から充分にヒアリングを行いました
結果
平成27年10月、障害厚生年金3級が決定し、約65万円(5年分の遡及額約330万円)を受給することができました。