統合失調症で障害基礎年金2級を受給した事例
傷病名:統合失調症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:約78万円(遡及分 416万円)
相談に来られた時の状況
平成28年12月、ご本人から電話を頂きました。
長年統合失調症の療養を続けるが治らず就労できないため、障害年金の手続をしたいが一人ではできそうになく、また、家族も手伝ってくれないので手続きを委任したいとのこと。
但し、外出ができないので自宅での相談を希望されたので自宅に伺うことにしました。
相談から請求までのサポート
中学校時から周囲との意思疎通が上手くいかず、大学に入学後幻覚が出現し中退。
その後自宅に引きこもりの生活が続き就労ができない状況が続いているとのこと。父親と2人だけの生活で障害年金の手続は自分ではできないと言われたそうです。
平成28年9月に変更された精神障害の認定基準にそって日常生活能力の判定に関するヒアリングを詳細に行い、診断書がご本人の実情を反映するように参考資料を作成し、主治医に渡してもらいました。
併せて日常生活の状況(幻覚、幻聴の状況、周囲の援助の状況)を詳細にヒアリングし病歴・就労状況等申立書を作成しました。
結果
平成29年2月、精神障害で障害基礎年金2級が決定し、約78万円を受給。
併せて過去5年間の遡及分416万円も受給することができました。
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