5年遡及で障害共済年金2級が決定した事例
傷病名:躁うつ病
決定した年金種類と等級:障害共済年金2級
支給額:約217万円(遡及分 728万円)
相談に来られた時の状況
平成27年11月、ご本人が相談に来られました。
大学生の時に短期間受診しその後しばらく中断して就職後再発したため、再度受診した医療機関で初診日の証明書を依頼したところ、再度受診した日ではなく、大学生の時が初診であると言われたが、再発時を初診としてもらうようにできないかとのご相談でした。
相談から請求までのサポート
ご本人から委任状を頂き、初診の医療機関の医師に面会しました。
大学生時の終診から再発の受診までの期間が6年以上経過しており、その間、就職及び婚姻を行い普通に生活を行っているため、社会的治癒が適用され、再発時を初診として頂くように説明しました。
その結果再発時を初診とする受診状況等証明書を作成して頂きました。
ご本人は、就職後、休職と復職を繰り返しておられるため、その経緯を病歴・就労状況等申立書に詳細に記述しました。
結果
初診日が共済年金加入中になったため、平成28年9月に障害共済年金2級(約217万円)が決定されました。一元化前の共済年金部分は、支給停止であるが、障害基礎年金分について5年分の遡及約728万円が決定されました。
関連記事
クイックタグから関連記事を探す
「 躁うつ病」の記事一覧
【アルコール性、栄養障害性抹消神経障害で障害年金】神経内科医に「肢体の障害用」の診断書を作成して頂き、障害基礎年金1級が認定されたケース 「社会的治癒」が認められて躁うつ病で障害共済年金2級、遡及5年分も受給できた事例 初診は神経症で内科を受診し、躁うつ病で障害厚生年金2級を受給できた事例 アルコール依存症から躁うつ病となり、障害厚生年金2級を受給できた事例 躁うつ病|医師に診断書の作成を拒否され、転院先を紹介し、障害厚生年金3級を受給 当初は自律神経失調症の診断だったが、躁うつ病で障害厚生年金2級を受給した事例 躁うつ病|パワハラで休職後退職し、障害厚生年金2級を受給できた事例 躁うつ病|診療情報提供書で初診日の証明を行い、障害厚生年金2級を受給できた事例 【躁うつ病で障害年金】現在はパート就労のため受給できないが、過去の5年分約390万円を遡及請求した事例 うつ病で障害年金を申請し、5年分遡及し450万円受給できた事例 躁うつ病|多重債務で抑うつ状態となり、障害基礎年金2級を受給した事例 躁うつ病|当事務所での面談が困難なため、所長が自宅を訪問し、障害基礎年金2級を受給した事例 - 躁うつ病で障害厚生年金3級が決定した事例
- 躁うつ病で障害基礎年金2級が決定した事例