左上肢分娩麻痺で障害基礎年金2級受給した事例
相談者
傷病名:左上肢分娩麻痺
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:1,217,600円(子供2人加算)
相談に来られた時の状況
平成26年5月、ご本人(30歳代、女性)から電話を頂き、ご主人の付添でご自宅の近くのファミレスで面談を行いました。出生時に左腕に障害を負い、一時期リハビリを受けたが、効果が実感できず、中止した。
身体障害者手帳3級を取得したが、障害年金の受給が可能であれば、請求手続きを行いたいので、手続きの代行を依頼したいとのことでした。ご本人の障害の状況から、認定は微妙と判断したがご本人の意向を尊重し受任することとした。
相談から請求までのサポート
出生時の病院と小学生時にリハビリを受けた病院のカルテはなかったが、16歳頃に受診した記録が残っており、それを記載された受診状況等証明書と身体障害者手帳で初診日の証明はクリアできた。20歳前から現在まで全く通院していないので診断書の作成を依頼する病院が問題となるがご主人に複数の候補を伝えて選択して頂いた。
ご本人の日常生活動作の障害の程度の判定に参考となる資料を作成し診断書と共に医師に渡してもらい、診断書を作成して頂いた。併せて、発病から現在までの病歴、就労状況、日常生活の状況(特に不自由な事項)を詳しく聴取し、病歴・就労状況等申立書を作成した。
結果
平成26年7月、肢体の障害で事後重症の障害基礎年金2級が決定した。年金額は、1,217,600円(子供2人加算あり)である。
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