初診は神経症で内科を受診し、躁うつ病で障害厚生年金2級を受給できた事例
相談者
傷病名:躁うつ病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給額:1,192,200円
エリア:広島市
相談に来られた時の状況
平成25年11月、ご本人(30歳代、男性)が無料相談会に来られました。
平成17年頃仕事上のストレスから不眠、意欲低下による下痢が続き内科を受診。その後も抑うつ気分が続き病院を替えながら断続的に受診を継続。次第に症状が悪化して現在は無職で経済的にひっ迫しているので障害年金の請求手続きをしたいが自分では無理なので手続きの代行を依頼したいとのことでした。
相談から請求までのサポート
初診の医療機関(厚生年金加入中)での診断名は、過敏性腸症候群であったが、抗不安薬(リーゼ)を処方されているので、そこから受診状況等証明書を取得して初診とした。
初診から現在まで多数の医療機関を受診され、かつ中断の期間もあるため、発病から現在までの治療歴、自覚症状の内容、就労状況、日常生活の状況等を詳細に聴取して先ず病歴・就労状況等申立書を作成した。障害認定日時には就労されていたので認定の可能性は低いと説明したが、ご本人としては、認定日の請求も行いたいとの意向だったので、障害認定日と現在における日常生活能力の判定に参考となる資料を作成し、それぞれの病院に診断書の用紙ととともに提出して作成を依頼した。
結果
平成26年10月、精神の障害で事後重症で障害厚生年金2級が決定した。
年額で1,192,200円である。障害認定日時においては、正社員として就労されていたので認定は困難だった。
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